出会った彼は
「わかった。確認してみるね。」
準備を終えた涼太くんはすぐに仕事に行ってしまった。
何をしようか考えたけど、とりあえず貰ったプレゼントを持って一度家に帰ることにした。
家に着いてからは、引っ越し先の涼太くんの家に持って行くものと持って行かないものを分ける。
この際だから断捨離もしていこうと気合を入れて分けていくと、気づけばお昼過ぎ。
お腹も空いたけど、なんだか眠たくなって少しだけベッドで横になる。
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気付けば寝ていたようで、着信音で目が覚めた。
誰から連絡が来たかも見ないまま、電話に出る。
「もしもし…。」
「もしもし芽依ちゃん?今どこ?」
「ん…涼太くん?今家…。」
電話の相手は涼太くんだったみたい。
「家?帰ったの?」