出会った彼は
「変わるよ。お風呂入っておいでよ。」
「いいよ。大丈夫。あ、じゃあ涼太くん拭いてくれる?」
「うん。」
キッチンに2人で並んで食器を片付ける。
「じゃあお風呂入ってくるね。」
「うん。いってらっしゃい。」
お風呂から出ると、ソファで寝ている涼太くん。
疲れてたんだろうな。連日の仕事に、その上ごはんまで作ってくれてたし。
明日はオフだと言っていたので、とりあえず私の準備が終わるまで寝ていてもらおうとタオルケットを掛ける。
寝る準備が整ったけど、涼太くんが起きる気配はまだない。
どうしようか迷いながら、ソファで眠る涼太くんを見る。
そのまま私まで眠くなり、気づくとソファに寄り掛かりながら眠っていた。
次の日、アラームで目が覚める。