出会った彼は
「ありがとね、芽依ちゃん。俺も可愛い妹みたいに思ってるから、なんかあったらいつでも相談してね?」
「こちらこそありがとう。もちろん、これからもよろしくお願いします。」
「あ、ダメだったらヤケ酒、付き合ってね?」
「そりゃもちろん。」
少しだけ、スッキリした顔でこっちをみる隆也さん。
「2人のところに戻ろうか。」
「うん。」
見ると、美沙と有村くんは次にどこのエリアに行きたいか話がまとまったらしく私たちを呼んでいる。
そこからも遊びつくして、ご飯を食べてから解散する事になった。
ちょうど、この辺りからは涼太くんの家も近いし、待ち合わせをするにもちょうどいいかと思いそのままみんなと別れる。
芽依:涼太くん今どこにいる?
涼太くんにメッセージを送るとすぐに既読がつく。
涼太:今家。解散した?お迎え行く。
実は家にいるかなと思ってすでに私は涼太くんの家の前にいた。