日常を返せ!
相談
「やっぱり、一度皆と話し合いをしたほうが良いと思うんだ」
昼休みの空き教室で集まった羽間にそう打ち明けた。
「わたしもそう思います。デスゲームが起きていると確信がある以上、皆さんで協力した方が良いと思います」
わたしの意見に羽間は力強く頷いて賛同してくれた。
「ただ、石井がわたしを犯人扱いしているから、やりにくいんだよね」
「あの時は新田さんも頭に血が上っていたようなので、冷静にしていればわたし含めて他の方がフォローしますよ」
「また腹を立てて帰りそうになったら止めてね」
「もちろんです。どこで会いますか?」
「万が一、石井がわたしを襲って来た時に逃げられるような場所が良いな」
「それでは今までのカラオケ店や室内はやめた方がいいですね。植本さんに聞いてみましょうか」
「彼と仲がいいの?」
「仲が良いというよりは、彼にしか意見が聞けないですね。石井さんが新田さんを敵対すると、中川さんも目の敵にしますから」
昼休みの空き教室で集まった羽間にそう打ち明けた。
「わたしもそう思います。デスゲームが起きていると確信がある以上、皆さんで協力した方が良いと思います」
わたしの意見に羽間は力強く頷いて賛同してくれた。
「ただ、石井がわたしを犯人扱いしているから、やりにくいんだよね」
「あの時は新田さんも頭に血が上っていたようなので、冷静にしていればわたし含めて他の方がフォローしますよ」
「また腹を立てて帰りそうになったら止めてね」
「もちろんです。どこで会いますか?」
「万が一、石井がわたしを襲って来た時に逃げられるような場所が良いな」
「それでは今までのカラオケ店や室内はやめた方がいいですね。植本さんに聞いてみましょうか」
「彼と仲がいいの?」
「仲が良いというよりは、彼にしか意見が聞けないですね。石井さんが新田さんを敵対すると、中川さんも目の敵にしますから」