先輩と…
5.お家デート
今日は土曜日。そして、先輩の部屋でお家デートです!
ずっと楽しみにしてたの
ニットにスカート。シンプルな格好にした
今、先輩の部屋に着いた。
震える指でインターホンを押す
ガチャッ
という、音と共に中から出てきた先輩。
うわぁ、かっこいい
いつもの黒いパーカーにいつものピアス
それでもやっぱりかっこいい!
「横川、いらっしゃい。ほら、入りな」
「お邪魔します」
先輩は、凄く優しい。
昨日そう言ったら私にだけだよって言ってくれた
特別扱いしてくれる先輩が大好き
案内してもらって部屋に入る。
黒で統一されたかっこいい部屋だった。
「どうする?映画でも見る?」
と、ソファに座る先輩。
「先輩、映画行きましょって誘ったら、イヤって言ってたじゃないですか」
週末デートの予定を立てる時に映画行きません?って聞いたの。そしたら
映画は嫌かなって先輩が言ったのに…。
「ごめん、言葉足らずだった。」
え?
「映画館だったら、2時間も横川と話せないじゃん。それが嫌だった。それに家なら何しても誰にも見られないじゃん。手をつなぎながらでも見れるし…」
最後の方、恥ずかしくなったのか目線を逸らした先輩
私の方がドキドキする
そういうことだったのか
「横川さえ良ければ、ここに座って一緒に見よ」
と、先輩の横をポンポンしてくれる。
お言葉に甘えて、座らせて貰う
「あっ、言うの忘れてた。…今日も可愛い。いつも可愛いけど、いつもより可愛い」
ストレートに伝えてくれる先輩
これ以上、ドキドキさせないで欲しい
「ありがとうございます。先輩も…カッコイイです」
緊張するし、恥ずかしくて顔が赤くなっていく
「その顔やめて
可愛すぎるから」
先輩の顔も真っ赤になっていく
ちょっと、やっやばい
「なあ、抱きしめてもいい?」
声が出せなくて、必死に頷く
ゆっくり、先輩が近づいてきた
抱きしめられた瞬間、異常なくらい速く心臓が動きだした
「横川、大好き。オレの彼女になってくれてありがとう」
そんなの、私のセリフだ
「こちらこそ、私のこと好きになってくれてありがとうございます。いつも真っ直ぐに想いを伝えてくれて凄く嬉しいです。私も…緊張するし、恥ずかしいけど、伝えていきます。だから、これからも一緒に居てくれますか?」
顔が見られてなくて良かった。
きっと、リンゴよりも赤くなってるから
「居てくれなきゃ困る。オレは、嫉妬深い男だと思うし、絶対離してやんないから。けど、嫌なとこあったら言って。なおすから」
「一途な人の方が私も安心出来るし、嫉妬は凄く嬉しいです。私もなおすので、言ってくださいね」
そう言うと、さっきよりも強く抱きしめられた。
ちょっと苦しいけど、凄く心地いい
ゆっくり離れていく先輩
名残惜しい
「ここ、奪っていい?」
先輩の長くて綺麗な人差し指が私の唇をぷにぷにする。
えっ、キッキス!?
ど、どうしよう
「…したいですか?」
「うん、ダメ?」
…ダメじゃないけど
「恥ずかしくて。」
ぐっと、俯いてしまった
「なら、今はしない。無理させたくないし…」
なんか、申し訳ない
「それに楽しみが増えたから」
そう言って笑ってくれた
クシャッとした笑顔…。
可愛すぎる
「ありがとうございます」
やっぱり、先輩が大好き
これからも一緒に居させてください
ずっと楽しみにしてたの
ニットにスカート。シンプルな格好にした
今、先輩の部屋に着いた。
震える指でインターホンを押す
ガチャッ
という、音と共に中から出てきた先輩。
うわぁ、かっこいい
いつもの黒いパーカーにいつものピアス
それでもやっぱりかっこいい!
「横川、いらっしゃい。ほら、入りな」
「お邪魔します」
先輩は、凄く優しい。
昨日そう言ったら私にだけだよって言ってくれた
特別扱いしてくれる先輩が大好き
案内してもらって部屋に入る。
黒で統一されたかっこいい部屋だった。
「どうする?映画でも見る?」
と、ソファに座る先輩。
「先輩、映画行きましょって誘ったら、イヤって言ってたじゃないですか」
週末デートの予定を立てる時に映画行きません?って聞いたの。そしたら
映画は嫌かなって先輩が言ったのに…。
「ごめん、言葉足らずだった。」
え?
「映画館だったら、2時間も横川と話せないじゃん。それが嫌だった。それに家なら何しても誰にも見られないじゃん。手をつなぎながらでも見れるし…」
最後の方、恥ずかしくなったのか目線を逸らした先輩
私の方がドキドキする
そういうことだったのか
「横川さえ良ければ、ここに座って一緒に見よ」
と、先輩の横をポンポンしてくれる。
お言葉に甘えて、座らせて貰う
「あっ、言うの忘れてた。…今日も可愛い。いつも可愛いけど、いつもより可愛い」
ストレートに伝えてくれる先輩
これ以上、ドキドキさせないで欲しい
「ありがとうございます。先輩も…カッコイイです」
緊張するし、恥ずかしくて顔が赤くなっていく
「その顔やめて
可愛すぎるから」
先輩の顔も真っ赤になっていく
ちょっと、やっやばい
「なあ、抱きしめてもいい?」
声が出せなくて、必死に頷く
ゆっくり、先輩が近づいてきた
抱きしめられた瞬間、異常なくらい速く心臓が動きだした
「横川、大好き。オレの彼女になってくれてありがとう」
そんなの、私のセリフだ
「こちらこそ、私のこと好きになってくれてありがとうございます。いつも真っ直ぐに想いを伝えてくれて凄く嬉しいです。私も…緊張するし、恥ずかしいけど、伝えていきます。だから、これからも一緒に居てくれますか?」
顔が見られてなくて良かった。
きっと、リンゴよりも赤くなってるから
「居てくれなきゃ困る。オレは、嫉妬深い男だと思うし、絶対離してやんないから。けど、嫌なとこあったら言って。なおすから」
「一途な人の方が私も安心出来るし、嫉妬は凄く嬉しいです。私もなおすので、言ってくださいね」
そう言うと、さっきよりも強く抱きしめられた。
ちょっと苦しいけど、凄く心地いい
ゆっくり離れていく先輩
名残惜しい
「ここ、奪っていい?」
先輩の長くて綺麗な人差し指が私の唇をぷにぷにする。
えっ、キッキス!?
ど、どうしよう
「…したいですか?」
「うん、ダメ?」
…ダメじゃないけど
「恥ずかしくて。」
ぐっと、俯いてしまった
「なら、今はしない。無理させたくないし…」
なんか、申し訳ない
「それに楽しみが増えたから」
そう言って笑ってくれた
クシャッとした笑顔…。
可愛すぎる
「ありがとうございます」
やっぱり、先輩が大好き
これからも一緒に居させてください