星のような僕らは
雨の中で
「さあな。だけど、曲作りが落ち着いてから、周りの見え方が変わったんじゃないか?」
確かに、言われてみれば、良い景色をみたら、歌詞が浮かんでくるし...。
「そうかも」
蒼也が私を見つめる。
「また、新しい歌か?」
「えっ、なんで、分かったの?!」
「そんな顔してた」
「どんな顔よ」
私が聞くと、蒼也は、笑う。
「嬉しくて、楽しくて、全部を曲に詰め込みたいとか」
「当たってる」
「パートナーだし。それに」
蒼也は、黙りこむ。
「それに?」
私を見て言った。
「梨歌の彼氏だから」
蒼也がそっぽ向くけど、照れ隠しなのも分かってる。
「嬉しい!」
私は、蒼也に抱きつく。
「急に、抱きつくな!」
「照れてる蒼也も好きだよ」
「そういう事じゃない!」
「じゃあ、どういう事?」
そう言うと、蒼也が私を抱きしめ返す。
「俺の心臓、幾つ、あっても、足りないんだよ。
俺が、どれだけ、お前に惚れてるか、知らないだろ」
「待って、蒼也こそだよ!私の方が、心臓、もたないよ!」
「馬鹿だな。お前は、それくらいで、丁度良いんだよ。誰の彼女か、分かるだろ」
「私は、ずっと、蒼也の彼女だよ」
そう言うと蒼也は、笑った。
「そうだな。今から、行きたいところ、あるんだ。
着いてきてくれるか?」
「うん」
それから、蒼也は、ただ、ひたすら、歩く。
私も何も話せずに蒼也の隣を歩いていた。
確かに、言われてみれば、良い景色をみたら、歌詞が浮かんでくるし...。
「そうかも」
蒼也が私を見つめる。
「また、新しい歌か?」
「えっ、なんで、分かったの?!」
「そんな顔してた」
「どんな顔よ」
私が聞くと、蒼也は、笑う。
「嬉しくて、楽しくて、全部を曲に詰め込みたいとか」
「当たってる」
「パートナーだし。それに」
蒼也は、黙りこむ。
「それに?」
私を見て言った。
「梨歌の彼氏だから」
蒼也がそっぽ向くけど、照れ隠しなのも分かってる。
「嬉しい!」
私は、蒼也に抱きつく。
「急に、抱きつくな!」
「照れてる蒼也も好きだよ」
「そういう事じゃない!」
「じゃあ、どういう事?」
そう言うと、蒼也が私を抱きしめ返す。
「俺の心臓、幾つ、あっても、足りないんだよ。
俺が、どれだけ、お前に惚れてるか、知らないだろ」
「待って、蒼也こそだよ!私の方が、心臓、もたないよ!」
「馬鹿だな。お前は、それくらいで、丁度良いんだよ。誰の彼女か、分かるだろ」
「私は、ずっと、蒼也の彼女だよ」
そう言うと蒼也は、笑った。
「そうだな。今から、行きたいところ、あるんだ。
着いてきてくれるか?」
「うん」
それから、蒼也は、ただ、ひたすら、歩く。
私も何も話せずに蒼也の隣を歩いていた。