❤️お前に惚れた~極道の一途すぎる愛
ひとみの身体はベッドに沈んだ。

力也はひとみにキスをした。

心臓の鼓動が加速していく。

(すごくドキドキする)

ひとみは二人とも愛してしまったと思っていたが、そうではないことに気づいた。

(力也さんが好き)

「ひとみ、このまま抱いてもいいか」

ひとみは頷いた。

(力也さんにめちゃくちゃにされたい)

(身体だけじゃなく、力也さんの心も欲しい)

ひとみは自分の気持ちが今更ながらわかった。

山城に対して、申し訳ない気持ちだった。

山城に抱かれて、感じてる自分は山城を愛してると錯覚していたのだ。

強引に迫られると、拒めなかった。

でも、力也さんに抱かれて、身体の震えが止まらない。

ジンジンと高みに上り詰めていく。

すごく淫らになる自分を、もっと抱いて欲しいと欲している。

「力也さん、キスして」

「ひとみ、今日は積極的だな」

「嫌いですか」

「いや、最高だ、最後の夜だと思うと興奮するな」

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