❤️お前に惚れた~極道の一途すぎる愛
あっという間に二人になった。
「お酒作りましょうか」
「酒はもういい」
我妻さんは私をじっと見つめた。
「なんで、キャバクラで働いてるんだ」
我妻さんは私に聞いた。
「お金がいるんです」
私は正直に答えた。
「いくら必要なんだ」
(そんなの答えられない)
「俺が必要な額を払ってやる、だから、今すぐ、キャバクラを辞めろ」
我妻さんはいきなり立ち上がり、私を抱き抱えて、店を出た。
何事かと、追いかけて来たママに、俺はくるみは店を辞めると伝え、
テツに表に車を回すように指示した。
入り口につけた車に私は無理やり押し込まれて車は夜の闇に吸い込まれた。
(えっ、どう言うこと)
「降ろしてください」
「うるさい、黙れ」
我妻さんは私を座席シートに押し倒して、唇を重ねた。
頭がぼーっとして、クラクラしてきた。
我妻さんの濃厚なキスに何も考えられない。
我妻さんの手が胸の膨らみをとらえた。
首筋に唇が押し当てられて、強く吸われた。