❤️お前に惚れた~極道の一途すぎる愛
力也はひとみの唇にそっとキスをした。

(ひとみ、お前の気持ちが山城に向いていても、俺はお前を手放すことは出来ない、
許してくれ)

力也は舌を割り入れて、濃厚なキスをした。

(えっ、力也さん、どうしたんだろう)

ひとみは人前で、恥ずかしい反面、嬉しかった。

ひとみは山城に対して、力也が思っている気持ちはない。

自分を助けてくれたお礼の気持ちで、唇ではなく、目元に触れたキスをしたのだ。

でも、力也はひとみが山城に心が向いていると思い込んだ。

力也はギュッとひとみを抱きしめた。

「力也さん、苦しいです」

力也は慌てて身体を離した。
「ごめん」

力也は恥ずかしそうに俯いた。

(力也さん、すごく心配してくれてるんだ)

まさか、力也が嫉妬していたなど、ひとみは想像もしなかった。

力也とひとみは病院へ向かった。

ひとみは検査を向けて、ひとみ自身もお腹の中の子供も異常なかった。

「力也さん、ごめんなさい、私、一人で外に出ちゃって」

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