❤️お前に惚れた~極道の一途すぎる愛
ペットボトルを差し出して口を濯ぐように言った。

その後、車は私のアパートへ向かった。

(てっきり、我妻さんのマンションに連れて行かれて、最後まで行っちゃうのかと思ったけど)

「ひとみ、キャバクラは辞めろ、それから、金は俺が出す、いくら必要なんだ」

「そう言うわけにはいきません」

「俺のプロポーズは受けられないってことか」
「えっ、プロポーズですか」

私は驚きの表情を見せた。

「そうだ、お前の全てを俺が面倒見るって言ったはずだ」

「我妻さんの女になれってことかと思いました」

「ちげえよ、俺は極道だが、一人の女しか抱かねえ、ひとみだけだ」

「じゃあ、なんで抱かないんですか」

「まだ、プロポーズの返事を聞いてねえ」

私はポカンとした表情を見せた。

「なんて顔してるんだ」

「だって、極道なら、私がどう思ってるかなんて関係ないのかと思いました」

「そんなことはねえよ、俺をどう思ってるか、一番重要だろ」

「でも我慢出来ないこともあるんですね」

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