❤️お前に惚れた~極道の一途すぎる愛
(山城さんの考えていることはわからないな)
それから、食事をしに行った。

「くるみは何が食べたい」

「私は好き嫌いはないので、なんでも大丈夫です」

そして、行きつけの料亭に連れて行かれた。

「極道の方は皆、料亭に行くんですか」

「どうしてだ」

「だって、我妻さんに連れて行って頂いたのも、料亭でした」

くるみの言葉を聞いて山城の機嫌が急に悪くなった。

「このお料理美味しいですね」

山城は何も言わない。

「山城さん、何か怒ってます?」

山城は日本酒を一気に飲み干した。

そして、立ち上がり、くるみに近づいてきた。

くるみのそばまでくると、くるみは押し倒された。

「俺のいるところで、我妻の話をするな」

そう言って山城はくるみにキスをした。

唇が首筋を這う。

くるみは色っぽい声を上げた。

(山城さん、ヤキモチ妬いてるの?)



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