❤️お前に惚れた~極道の一途すぎる愛
第八章 我妻が動き出す
くるみは命の危険を感じた。

後ろから押されたり、上から物が落ちてきたり、くるみは店を辞めた。

そして、ホテルも出たのだ。




その頃山城は監禁されていた。

山城は組長の実の息子ではない。

そして山城組は組長の指示で、全てが動く。

本浜組との合併が水面下で進んでいた。
そのため、圭子のお気に入りの裕太郎は結婚を余儀なくされたのだ。

しかし、逆らう裕太郎は山城組組長の怒りを買った。

裕太郎は監禁されてしまった。

唯一裕太郎の味方は有働だった。

裕太郎から何も連絡が入らない有働は工藤に相談すると、行方がわからないとの返事だった。

(ぜってえ、おかしい、若頭はそんな人じゃねえ)

しかも、くるみも店を辞めて、ホテルを引き払っている。

(若頭、どこにいるんですか)

有働は我妻組に向かった。

その頃、我妻は中々怪我が回復せず、苛立ちを覚えていた。

有働は我妻組の屋敷の前で、うろうろしていた。

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