❤️お前に惚れた~極道の一途すぎる愛
(あっ、あの人は本浜組のお嬢さんだ)

ツカツカとくるみの側に近づいてきた。

そして、くるみの胸ぐらを掴んで平手打ちをした。
「こんな女のどこがいいの」

圭子は怒りの表情を見せた。

その頃、山城はくるみが心配になり、スマホに連絡を入れた。

「はい、どなた」

圭子の声だった。

「なんでお前がくるみのスマホに出るんだ、くるみはどうした」

「あら、記憶が戻ったようね」

「くるみを返せ、くるみは関係ないだろう」

「裕太郎、あなたの行方を血眼になって、山城組が探しているわ、
彼女を引き渡したらどうなっちゃうのかしら」

「俺が山城組にいく、だからくるみを解放してくれ」

圭子は本浜組組員に指示をした。

組員はくるみの身体に跨り、ナイフでくるみの服を裂いた。
「いや、やめて」

くるみの泣き叫ぶ声が聞こえてきた。

「何をしてるんだ、やめろ」

「うちの組員は女に飢えているのよ、私が指示すれば、くるみさんは男たちの餌食よ」

「お前の言うとおりにする、俺はどうすればいいんだ」

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