❤️お前に惚れた~極道の一途すぎる愛
そして、私は我妻組管轄のキャバクラで働くことになった。

今回の婚活パーティーはおとなしく、大人の雰囲気な感じで、コンタクトに暗めの茶髪のストレートで望んだ。

キャバクラではピンクが入った茶髪で、ロングの巻き髪エクステ、つけまつ毛、派手なメイクでキャバ嬢くるみとして働いている。

「誰も同一人物とは思わないよね」

自画自賛しているのは麗香だ。

食事を堪能しているところに、麗香からLINEが入った。

「すみません、ちょっと化粧室へ行ってきます」

私はそう言って、麗香からのLINEを確認した。

『ひとみ、どこにいるの?』

『会場で声かけられた男性と食事中』

『すごいじゃない、お持ち帰りされちゃったの』

『違うよ、食事してるだけだよ』

『とにかく、がんばれ』

(もう、それどころじゃないよ、なんとか早くここを出ないと)

私はこのまま出口に向かった。

しかし、外には我妻さんが腕組みをして立っていた。

「あっ」

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