❤️お前に惚れた~極道の一途すぎる愛
「ひとみ、くすぐったいよ」

「あっ、ごめんなさい」

「俺の背中の刺青は、初めてだっけ」

「はい」

「じゃあ、流しますね」

ひとみはタオルにボディソープをつけて、我妻の背中を流し始めた。

「ひとみ」

「はい、なんでしょうか」

「山城の背中の刺青は見たことはあるか」

ひとみはちょっと考えてから答えた。

「あります」

「そうか」

ひとみは山城の女だった。

あの山城がひとみを抱かないわけがない。

色々な妄想が、我妻の嫉妬心に火をつけた。

「ひとみ、前も洗ってくれ」

ひとみは返事に躊躇していた。

「今更恥ずかしがることはないだろう、山城のも散々触れたんだろう」

ひとみは我妻の前に回って、首から胸を流し始めた。

我妻はじっとひとみを見つめた。

その視線にひとみは恥ずかしさで、俯いた。

その瞬間、我妻はひとみを引き寄せた。

「キャっ」

我妻はひとみの唇にキスを落とした。

唇が啄まれて息が苦しい。

ひとみは我妻の膝の上に跨る格好になった。

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