〜ずっと好きだよ~俺と彼女の溺愛生活
「――――うーん…うーん…」
「千香子さん?どうした?」
ある晴れた午後。
千香子がなにやら、一人で唸っていた。
「あー、これ…」
「んー?
あぁ、更新?マンションの」
「うん。
これを期に、引っ越したいなって。
さすがに、ここは狭いし。
2LDKないかなって、思って……!」
「えー、このままでよくね?」
千香子に横から抱きついて甘えるように言う、虎徹。
「でも…」
「千香子さんとずっとくっついてられるし!」
「将来的にも、もう少し広い方が良くないかなって!」
「………」
え?
将来的?
今千香子さん、将来って言った?
それって……////////
俺と、結……
「虎徹くん?」
「………んぁ?」
「どうしたの?」
「う、ううん!
引っ越すのはいいけど、寝室は一緒だからな?
俺、部屋いらないから!
千香子さんと一緒がいいから!」
「………」
「………な、なんだよ!」
「か、可愛い…/////」
「は?」
「虎徹くん、可愛い!」
「なっ…//////
うるせぇよ!」
「フフ…フフフ……!」
「笑うな!」
千香子はずっと、クスクス笑っていた。
そして後日から二人は賃貸物件を見て回った。
「――――やっぱ、こっちじゃね?」
「そうだね!
2LDKにしては、リビング広いし!
でも、一部屋は四畳半だよ?
大丈夫かな?」
「でも、もう一つの部屋は八畳あるじゃん!
ウォークインクローゼットもあるし!」
「そうだね!
期限も近づいてるし、ここに決めよ!」
「おぅ!」
そして虎徹と千香子は、引っ越したのだった。
駅から徒歩20分で、日当たりも良い。
2LDKの間取りで、セキュリティも万全。
これ以上ない物件を見つけ、二人は満足だ。
元々から荷物も少ない方なので、丸一日で荷解きまで終わり……
今は、二人で外食している。
「―――――千香子さん」
「ん?」
「今度、千香子さんの誕生日じゃん?」
「あ、そうだった(笑)」
「なんか、欲しいモンある?」
「あるけど。内緒!」
「えー!!
教えてよぉー」
「………もう少しなの」
「ん?」
「もう少しで、自分に自信が持てそうなの。
そしたら……“私から”お願いするから…!」
意味がわからない。
虎徹は、首を傾げていた。
「千香子さん?どうした?」
ある晴れた午後。
千香子がなにやら、一人で唸っていた。
「あー、これ…」
「んー?
あぁ、更新?マンションの」
「うん。
これを期に、引っ越したいなって。
さすがに、ここは狭いし。
2LDKないかなって、思って……!」
「えー、このままでよくね?」
千香子に横から抱きついて甘えるように言う、虎徹。
「でも…」
「千香子さんとずっとくっついてられるし!」
「将来的にも、もう少し広い方が良くないかなって!」
「………」
え?
将来的?
今千香子さん、将来って言った?
それって……////////
俺と、結……
「虎徹くん?」
「………んぁ?」
「どうしたの?」
「う、ううん!
引っ越すのはいいけど、寝室は一緒だからな?
俺、部屋いらないから!
千香子さんと一緒がいいから!」
「………」
「………な、なんだよ!」
「か、可愛い…/////」
「は?」
「虎徹くん、可愛い!」
「なっ…//////
うるせぇよ!」
「フフ…フフフ……!」
「笑うな!」
千香子はずっと、クスクス笑っていた。
そして後日から二人は賃貸物件を見て回った。
「――――やっぱ、こっちじゃね?」
「そうだね!
2LDKにしては、リビング広いし!
でも、一部屋は四畳半だよ?
大丈夫かな?」
「でも、もう一つの部屋は八畳あるじゃん!
ウォークインクローゼットもあるし!」
「そうだね!
期限も近づいてるし、ここに決めよ!」
「おぅ!」
そして虎徹と千香子は、引っ越したのだった。
駅から徒歩20分で、日当たりも良い。
2LDKの間取りで、セキュリティも万全。
これ以上ない物件を見つけ、二人は満足だ。
元々から荷物も少ない方なので、丸一日で荷解きまで終わり……
今は、二人で外食している。
「―――――千香子さん」
「ん?」
「今度、千香子さんの誕生日じゃん?」
「あ、そうだった(笑)」
「なんか、欲しいモンある?」
「あるけど。内緒!」
「えー!!
教えてよぉー」
「………もう少しなの」
「ん?」
「もう少しで、自分に自信が持てそうなの。
そしたら……“私から”お願いするから…!」
意味がわからない。
虎徹は、首を傾げていた。