〜ずっと好きだよ~俺と彼女の溺愛生活
事故と自信
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……
病院に駆けつける、千景、天胡、糸岩、長谷、城中。
手術室の前に項垂れ、座っている千香子。
「虎徹は!!!?」
「………」
ゆっくり首を横に振る。
「千香子?」
「天ちゃん、どうしよう…」
「千香子…」
「私は……
“また”
大切な人を失うかもしれない………」
千香子の、悲痛な声が病院内に響いた。