〜ずっと好きだよ~俺と彼女の溺愛生活
虎徹が、千香子の頭を撫でる。
気持ちよさそうに目を瞑る、千香子。
しかし、はっ!と目を開け「ダメだよ!よしよしは、私がする日!」と言って、千香子が虎徹の頭を撫でだした。
「いいじゃん!
俺がよしよししてあげたい!
もっと、甘えてよ?」
「甘えてるよ?
寄りかかり過ぎてるくらいにね!(笑)
あ!もしかして!私が寄りかかり過ぎるから、虎徹くん風邪ひいたのかな?
もっと、しっかりしなきゃだね!(笑)」
そう言って、クスクス笑う千香子。
そんな千香子を見ながら(チゲーよ!もっと、頼りにされてぇの!!)と、声に出せない思いをモヤモヤと考える虎徹だった。
しばらくして、また千香子がバタバタ動きまくりだしたのを、ただボーッ見ていた虎徹。
すると、千香子のテーブルに置いていたスマホが鳴り響いた。
「千香子さーん!電話ー」
千香子に声をかけると「はーい!」と戻って来た。
千香子がスマホを取る寸前に、画面が見えた虎徹。
“シュトくん”
そう、表示されていた。
「………」
(は?男!?)
「はーい、もしもし?お疲れ様です!
―――――はい、はい。
―――――え?そうなんですか!?
あー、ですね……
はい!大丈夫ですよ?私がそこは対応します!
ナリカワくんとですね!
フフ…大丈夫ですって!
ナリカワくん、しっかりしてるし!
あー、確かに…(笑)
はーい!わかりました!」
そう言って、通話を切った。
やけに楽しそうだ。
虎徹のモヤモヤした気持ちに、更にイライラが重なる。
「千香子さん!!」
「へ?
どうした!?」
「きつい!
よしよしして!」
「え?あ、うん」
隣に腰かけた千香子が、虎徹の頭を撫でだす。
すると、その手を虎徹が掴んだ。
「え……虎徹…くん?」
そのままキスしようとして、口唇が重なる寸前に止まった。
もう体調はすっかり良くなったが、まだ病み上がり。
これで千香子さんに風邪を移しでもしたら、俺は自分が許せなくなる。
「あーーーもぉーー!!」
虎徹は、そのまま千香子をソファに押し倒した。
「ちょっ…虎徹くん!」
「電話」
「え?」
「誰?」
「え?え?」
「電話!!誰!?」
「あ…首東くんって言う、同僚だよ。
店長さんなの」
「男だよな?
シュトくんって、たまたま見えたし」
「う、うん。
みんなに、シュトくんって呼ばれてて…」
「仲良いの?」
「仲良い……ま、まぁね。
フジチカくんと同じで、良くしてくれるの。
…………あ!へ、変な意味じゃないからね?」
少し怯えながら、弁解するように言った。
気持ちよさそうに目を瞑る、千香子。
しかし、はっ!と目を開け「ダメだよ!よしよしは、私がする日!」と言って、千香子が虎徹の頭を撫でだした。
「いいじゃん!
俺がよしよししてあげたい!
もっと、甘えてよ?」
「甘えてるよ?
寄りかかり過ぎてるくらいにね!(笑)
あ!もしかして!私が寄りかかり過ぎるから、虎徹くん風邪ひいたのかな?
もっと、しっかりしなきゃだね!(笑)」
そう言って、クスクス笑う千香子。
そんな千香子を見ながら(チゲーよ!もっと、頼りにされてぇの!!)と、声に出せない思いをモヤモヤと考える虎徹だった。
しばらくして、また千香子がバタバタ動きまくりだしたのを、ただボーッ見ていた虎徹。
すると、千香子のテーブルに置いていたスマホが鳴り響いた。
「千香子さーん!電話ー」
千香子に声をかけると「はーい!」と戻って来た。
千香子がスマホを取る寸前に、画面が見えた虎徹。
“シュトくん”
そう、表示されていた。
「………」
(は?男!?)
「はーい、もしもし?お疲れ様です!
―――――はい、はい。
―――――え?そうなんですか!?
あー、ですね……
はい!大丈夫ですよ?私がそこは対応します!
ナリカワくんとですね!
フフ…大丈夫ですって!
ナリカワくん、しっかりしてるし!
あー、確かに…(笑)
はーい!わかりました!」
そう言って、通話を切った。
やけに楽しそうだ。
虎徹のモヤモヤした気持ちに、更にイライラが重なる。
「千香子さん!!」
「へ?
どうした!?」
「きつい!
よしよしして!」
「え?あ、うん」
隣に腰かけた千香子が、虎徹の頭を撫でだす。
すると、その手を虎徹が掴んだ。
「え……虎徹…くん?」
そのままキスしようとして、口唇が重なる寸前に止まった。
もう体調はすっかり良くなったが、まだ病み上がり。
これで千香子さんに風邪を移しでもしたら、俺は自分が許せなくなる。
「あーーーもぉーー!!」
虎徹は、そのまま千香子をソファに押し倒した。
「ちょっ…虎徹くん!」
「電話」
「え?」
「誰?」
「え?え?」
「電話!!誰!?」
「あ…首東くんって言う、同僚だよ。
店長さんなの」
「男だよな?
シュトくんって、たまたま見えたし」
「う、うん。
みんなに、シュトくんって呼ばれてて…」
「仲良いの?」
「仲良い……ま、まぁね。
フジチカくんと同じで、良くしてくれるの。
…………あ!へ、変な意味じゃないからね?」
少し怯えながら、弁解するように言った。