〜ずっと好きだよ~俺と彼女の溺愛生活
「ん?何?
揃って、俺を見て笑ったりして」

「フフ…
ノブくん、カッコいいねって話してたんだよ?」

「そう?
ありがと!
俺達も、千香ちゃん可愛いね!って話してたよ!」

「え!?/////は、恥ずかしい…//////」

「あ!赤くなった!(笑)
可愛い〜!」
微笑み、千香子の顔を覗き込む糸岩。

「なんだかんだで、お似合いよね(笑)」
「確かに!」
そんな二人を見て、女性社員達が笑っている。

「おい!ノブさん!!」
そこに、虎徹が割り込んできた。
千香子と糸岩の間に立ち、千香子を抱き寄せた。

「はいはい…(笑)
でさ、千景って今何してんの?
連絡つかなくてさ」

「フジチカくん、インフルにかかってて…
少し前まで、天ちゃんがかかっててたんだけど、今は二人揃ってお休み中なの」

「なんだ!それでか!」

「え?でも、どうして?」

「あー、ちょっと頼みたいことあってさ!
千景って、店長なんだろ?ショップの」

「え?
フジチカくんが?
違うよ!
店長は、シュトくんだもん」

「え?違うの?」

「うん。
フジチカくんには店長無理だよ?」

「え?なんで?」

「だって、フジチカくんが店長になったら…
自分の有利に動くから!
天ちゃんや私のことを贔屓したりして。
そんなの、ダメだもん!」

「そ、そうなんだ…(笑)」
「千景の方が、ガキじゃん…(笑)」
「ガキだね(笑)」
糸岩、虎徹、行橋が順に苦笑いする。

「ね?
そうゆうところ、子どもだよね?(笑)
いつもはお兄さんみたいなのに、そうゆうところ見ると、やっぱ年下だなぁって思うよ!」

「え?」
「は?」
「年下?」
虎徹達が驚き、固まる。

「ん?何?」

「千景って、千香子さんより年下なの?」
虎徹が言うと、千香子はクスクス笑い言った。

「見えないでしょ?
フジチカくんと天ちゃんもだけど、まだ二十歳だよ?」

「……………え…」

更に固まる、虎徹達。

「俺より年下かよ…」
「見てねぇ…」
「マジで…」

「とりあえず、シュトくんに相談があるって伝えておけばいいんだよね?」
そう言って、千香子は手帳をバッグから取り出した。

そして“シュトくんに、相談。ノブくんに連絡”と書いた。
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