あなたに愛されたい…青い空から舞う桜…
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私の心に降る雨は、優しい雨、それとも切ない雨。

この雨を止める方法なんて知らない。


ずっと降っていて欲しいのかさえ分からない、今はただ枯れるまで泣いていたい。

出来ることなら貴方の腕の中で。

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知っている、私の全身の感覚がここは考ちゃんの寝室だと。普段から香水なんて使用してないけど、それでも考ちゃんの香りがする。

シーツの肌の感触、目を閉じていても感じられる。

安心出来る場所。

私は薄目を開けながらゆっくりと息を吐く。

すーと流れる涙は止められない。


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