明日はきっと…
「お兄ちゃん、おかえり!」
真理だった。
真理というのは
妹の名前。

「ただいま。また兄ちゃんの彼女来てるの??」

俺は玄関にある靴を
見て言った。

「うん!来てるよ!」

真理は笑顔で言った。

「なんで笑顔なの?」

真理がやけに
笑顔だから聞いた。

「お兄ちゃん(一番上)には、彼女がいてラブラブでいいなぁーっと思って。」

そうか?


俺には分からなかった。

彼女がいていい?
本当にそうなのか?
ラブラブ?

彼女がいても
気つかうだけだろ…

もしかしたら浮気してるもだし…

ラブラブな感じだけど
実は違ってたりして…

いろいろ考えた。

そしてもう一度
俺は真理に言った。

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