平和主義な情報屋
ちょっと回想が長くなったけど、大体こんな感じ。

で、いま莉乃がくれたやつをつけてるんだよね。

お母さんもこれをつけときなさいって言ってたし…。

仕方ないことだって、思うんだけど…。


「絶対目立つって…」

「まぁまぁ…。仕方ないじゃん」

「そうだけどぉ…」


そういいながらいずを横目で見る。

ちなみにいずも私と同じような恰好だったりする。

違うところは…私が右、いずは左につけたピアスしかない。

私のピアスはシルバーの月型で、チェーンが揺れている。

チェーンの先には、小さな星型の宝石が付いている可愛いい系のデザインだ。

いずのは龍型で、同じくチェーンが揺れている。

チェーンの先には、立体的な雫型の宝石が付いているすこしかっこいい系のデザインだ

このピアスは、念話というスキルを付与したものだ。

対になっていて、もう片方としか話せないが、この念話の会話を聞かれることはない。

いずのものは、制限というスキルも付与されている。
< 13 / 32 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop