『スキル』を使って暗躍中! ~七不思議になります!~
はぁ……転校初日に遅刻とか、いやなんですけど……

そう思いながら理事長室から出た。

そして教室に向かう道中、いずが先生に質問した。


「すみません、鈴鳴(すずなり)学園について教えてくれませんか?」

「知らないのか? ……結構有名なんだけどな。ま、いいぜ。鈴なり学園はな……」


秋斗先生の話によると……

・クラスはS、A、B、C、Dの五つがあり、成績順。

・Sクラスは頭脳明晰、運動神経抜群、容姿端麗、財閥の令嬢か令息、の一つに当てはまっている人しか入れない。

・寮があり、Sクラスの人の寮は別にある。

・授業を受けなくても、定期テストで高得点が取れれば進級できる。

・編入テストのレベルが高い。

・暴走族の人がいる。

・その他いろいろ。


「お前たちは編入できたんだから、相当賢いんだろうな!」

「ありがとうございます」

『ね、ねぇ……あのテスト、そんなに難しかった…?』

『いや、簡単だったぞ』

『だよね……ここの人たち、頭悪いのかな……?』
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