平和主義な情報屋
念話で会話しながら、寮室に入る。

当たり前だけど、すごく広かった。

…もうしゃべっていいかな。


「はぁ~、なんかめっちゃ疲れた…!」

「あー…おつかれ」

「でも依頼の内容を見なきゃ…めんどーい…!」


なんでこの依頼受けたんだろ…。

あの時、喜んだ自分がうらめしいよ…。

はぁ…とため息をつきながら、蒼がスマホをだす。

すると突然さけびだした。


「あー…見たくない…!でも見なきゃいけない…!」

「は、早く見て寝よ!初日ぐらいは休んでいいはず!」

「あぁ、そうだな…」


蒼はそう言うと、メールを開いた。
私も蒼のスマホをのぞきこみ、内容を確認した。


『依頼の内容』
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