平和主義な情報屋
「使いたくないのか?…ま、必要な時だけでいーけどさ」

「う」

「まぁまぁ、今日は頼みがあるの。依頼って言ってもいいかもね」

「えぇ!それなら早く言ってよ!久しぶりの依頼じゃん!」


優影家は、一般人にも依頼されることがある。

この依頼なら受けても良いかな、と当主が許可を出した依頼を、優影一族の子供が受けることができたりもするし…依頼を受けれたら一種のステータスになる。

しかも、優秀な子供は当主をとうさなくてもいいし!

私も一様優秀な子供枠にいるから、情報屋をやってたりもしているよ!

「えっとねぇ…たしか学園の七不思議役になってほしい、だったかな?」

「学園の?…ってことは、潜入?」

「いや、たしか…転校してきてって依頼だったはずよ。忍は学校に行ってなかったでしょう?」


た、確かに行ってないけど…。


「え~……」

「ダメなのかしら?」

「だ、だって…この容姿が目立っちゃうじゃん」
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