身代わり少女は、闇夜の帝王の愛に溺れる。
この間、理音さんと棗と大河を入れた5人で乗った時とは違って、今日は一葉さんと私の2人きり。



あの3人がいないだけで、こんなにも静かになるんだな……。



妙に緊張してドキドキしてきたけど、それ以上に気になることが。



「そういや一葉さんって……、何でスーツ着てるんですか?」



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