身代わり少女は、闇夜の帝王の愛に溺れる。
「これからはplatinum全体で、情報の取り扱いには徹底して気を付けるようにした方がいいよ。それじゃあ、僕たちはこれでおいとまするね」



「はっ……、はあ⁉ ふざけんな‼」



如月が私たちを引き止めようと手を伸ばしてきたけれど、一葉さんがすんでのところで払いのける。



そして、彼は風のように総長室を飛び出した。

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