身代わり少女は、闇夜の帝王の愛に溺れる。

第3夜





「んっ……」



ふと、寝返りを打ったことに気付いてまぶたを開くと、白い天井が私の目に飛び込んできた。



あれ?



ここって、明らかに室内だよね……?



覚えている限り私は、狭い路地の薄汚れた室外機の陰にしゃがみ込んでいたはずだったのに……。







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