りんご



そんなはしゃいでいる私をみて浩基は





「ははっ。お前、おもしろいな〜。そんなはしゃぐなよ(笑)」






そう言って笑った。









あたしは、花火をちまちまとやるタイプではなく、一回に2本は持ってやっていた。







もちろん浩基も、あたしと一緒のタイプだった。







「やばい〜!花火とか久しぶりっ!楽しいわあ」





「てか、お前いっぺんに火つけすぎだし!(笑)」





「浩基だってそうぢゃん!!(笑)」









ふたりで花火をやるとすぐに終わってしまい…。







残ったのは、線香花火だけ。






楽しかったけどね。






その線香花火で、事件は起きた。
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