大切な言葉
それから、七海と半年ぐらいは付き合ったけど、他に好きな人が出来たとか言われ終わってしまった。
友達が、残念だったな。と励ましてくれたがそんなにへこんではいない自分がいた。少しは寂しいけどな。
その後は、告白はされるがなんとなくみんな断り続けた。
七海のことが忘れられなくて今でも七海が好きらしい。とか実は大学生の彼女がいるとかいろんな噂がされていたが、ある日友達が慌てて俺のところにきて言った言葉には俺もビックリした。
「千翔、お前俺がすきなのか?」
その噂だけはどうにか食い止めたかったが変な噂は広まるのが早い!一時期俺はホモだとみんなに思われていたのだ。そのせいか、まばらながらに告白されていたがパッタリと告白されなくなりのこりの2年間おれは寂しい中学生活を送ったのだった。
中学卒業の日に、友達からお前に謝らないといけないことがあるんだと告白された。内容は...
「実はお前が俺のこと好きって噂俺があの時ついた嘘なんだ。お前どうせ告白されても付き合わないしなんだかイタズラ?嫉妬だな!あははは。ごめんな」
そいつはそれだけ言って彼女の所に走っていった。
なんとした事実なんだ。笑いが出てしまたよ。
おれの中学時代のおはなしでした。
実は俺、高校受験葵が通ってる高校をチャレンジしてみごと合格したのだ。
なぜ葵と同じ高校を選んだかは、特別行きたい高校もないしその高校を受けたいと言ったら親がかなり喜んだから。そして、葵の笑顔がもう一度見てみたかったから。