大切な言葉
クラスメートは唖然
「あっまた来るね。お邪魔しました。」
それだけ言ってかけって帰っていった。
クラスメートを見送りながら、私は千翔の姿をさがした。
千翔は玄関先の門の所で壁にもたれかかってクラスメートに手を振っていた。
「千翔!」
私の声に気がついた千翔はケラットした顔で
「帰っちゃたね。」
と笑っていた。
「あんたがいきなり来るからでしょう!」
「葵~声でかいよ。近所迷惑」
「お前~」
なんだコイツ!
「おじゃましま~す」
千翔はかってに部屋に入っていった。
「ちょっと!勝手に入らないでよね」
どっと疲れが・・・
「変わってないね。葵の家。久々に入ったよ」
千翔はふら~と部屋を見ていた。
「葵の部屋どうなってる?」
リビングから抜け出そうとした千翔をギリギリで捕まえた。
「いったいなんの用事?なにをしにきたの?」
私は息を切らしながら千翔をといただした。
「別に?懐かしくなったからきてみた。葵暇してるかな?ってね。」
笑顔で答えてるし・・・・
「特別用事が無いなら帰ってよ。」