幼なじみって、言わないで!
****翔大side*****
俺、雨宮 翔大は、赤羽 佑奈のことが大好きだ。
生まれた時から一緒にいて、生まれた時から大好き。
この気持ちは絶対誰にも負けない。
けど、問題があった。
とても大きな問題だ。
「付き合ってんの?」
「いいえ」
「じゃあ、なに」
「しょうは、さいっこーの幼なじみなんだよ!!」
ほら。
今日も、みんなにそう言ってる。
俺とゆうは幼なじみだ。
それも生粋の。
ゆうの両親はほぼ家にいないし、そのお世話を全部できるのは、幼なじみの特権。
誰よりも近くにいれるのも、幼なじみの特権。
でも。
「ほんと、しょうが幼なじみでよかった!」
そうやっていつも、線引きされる。
俺、雨宮 翔大は、赤羽 佑奈のことが大好きだ。
生まれた時から一緒にいて、生まれた時から大好き。
この気持ちは絶対誰にも負けない。
けど、問題があった。
とても大きな問題だ。
「付き合ってんの?」
「いいえ」
「じゃあ、なに」
「しょうは、さいっこーの幼なじみなんだよ!!」
ほら。
今日も、みんなにそう言ってる。
俺とゆうは幼なじみだ。
それも生粋の。
ゆうの両親はほぼ家にいないし、そのお世話を全部できるのは、幼なじみの特権。
誰よりも近くにいれるのも、幼なじみの特権。
でも。
「ほんと、しょうが幼なじみでよかった!」
そうやっていつも、線引きされる。