幼なじみって、言わないで!



そんなしょうのことを、私はもちろん大好きだ。
私の色んなところをさらけ出しても、受け入れてくれるし。


何より、一緒にいたらとても落ち着くのだ。
まぁ、ほぼ一緒に住んでるようなもんだし、1種の家族的な?


いやー、ほんとに私は恵まれてるなぁ。


「ゆうは、どっちのゲーセンがいい?駅前か、スーパーの横のか」
「駅前で。今日新刊発売なんだよね〜。ついでに本屋も行っていい?」


「うん」


こて、と少し首を傾けて柔らかく微笑むしょう。
天使だ。
機嫌、良くなったかな?


「じゃ、行こっか」




****
ゲーセンに来た。


とりあえずクレーンゲームでもするか。


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