幼なじみって、言わないで!
****翔大side****
「早瀬っ!ゆうなは!?」
俺はパニックになって、電話口に叫んだ。
ゆうが帰ってこない。
何の連絡も来てないし、いくら電話をかけても出ない。
わざと出てない?気づいてない?
ゆうが通知を切るのは、誰かと一緒にいる時だけ。
いや、もしかしたら出れないのかもしれない。
最悪の想定ばかりが思い浮かんで、何も動けない俺を駆り立てる。
『落ち着いて。私は今一緒じゃないよ』
早瀬の、落ち着いた声に、少し頭が冷えた。
でも、その言葉に、また焦りは高ぶる。
「ど、どこに…俺、何も聞いてなくて」
『今インヌタ見たけど、祐奈込みで遊んでるグループはいなかった。祐奈がいつも絡んでるグループにも』
「っ」
『学校にはいなかったの?』
「あぁ、俺が学校出る時は、もう荷物なくて…てっきり、先に帰ったのかと」
『まだ19時30分だよ、翔大くん。もう少し待ってみたら?』
「で、でも、ゆうが俺に遊び行く連絡しなかったことなかったんだよ。だから、もしかしたら……」
「早瀬っ!ゆうなは!?」
俺はパニックになって、電話口に叫んだ。
ゆうが帰ってこない。
何の連絡も来てないし、いくら電話をかけても出ない。
わざと出てない?気づいてない?
ゆうが通知を切るのは、誰かと一緒にいる時だけ。
いや、もしかしたら出れないのかもしれない。
最悪の想定ばかりが思い浮かんで、何も動けない俺を駆り立てる。
『落ち着いて。私は今一緒じゃないよ』
早瀬の、落ち着いた声に、少し頭が冷えた。
でも、その言葉に、また焦りは高ぶる。
「ど、どこに…俺、何も聞いてなくて」
『今インヌタ見たけど、祐奈込みで遊んでるグループはいなかった。祐奈がいつも絡んでるグループにも』
「っ」
『学校にはいなかったの?』
「あぁ、俺が学校出る時は、もう荷物なくて…てっきり、先に帰ったのかと」
『まだ19時30分だよ、翔大くん。もう少し待ってみたら?』
「で、でも、ゆうが俺に遊び行く連絡しなかったことなかったんだよ。だから、もしかしたら……」