【続】ハーフ☆ブラザー 突然出てきた弟に溺愛されてます!
「半分しか血が繋がってないとか憎い愛人の子だとか……ひと昔前の昼ドラじゃあるまいし!
そんな些細なこと、男のくせに気にしてんじゃないわよ、みみっちいわね!
面倒みてやるって言ってんだから
「こりゃラッキーたかってやれ~」
くらいの勢いで、甘えていればいいのよ。
解った!?」
私の迫力に気圧されたように、大地は目を見開いたまま言葉を失っていた。
ややして、私から目をそらすと、おおげさに溜息をついてみせた。
「……ずっと、我慢していたけど」
低く抑えた声は、かすれていた。
わずかに怒りのこもった口調で、大地は切りだした。
「記憶が無いだけで、あんたから説教されるほど、馬鹿じゃない。
はっきり口にしなければ解らないなら言うけど……ウザイんだよね、あんた」
吐き捨てるように言って、大地はおもむろに立ち上がった。
心の底から軽蔑しているといった表情で、私を見下ろす。
「あんたは飯だけ用意してくれてれば、いいんだよ。必要以上に、おれに構わないでくれるかな?
オ・バ・サン」
そんな些細なこと、男のくせに気にしてんじゃないわよ、みみっちいわね!
面倒みてやるって言ってんだから
「こりゃラッキーたかってやれ~」
くらいの勢いで、甘えていればいいのよ。
解った!?」
私の迫力に気圧されたように、大地は目を見開いたまま言葉を失っていた。
ややして、私から目をそらすと、おおげさに溜息をついてみせた。
「……ずっと、我慢していたけど」
低く抑えた声は、かすれていた。
わずかに怒りのこもった口調で、大地は切りだした。
「記憶が無いだけで、あんたから説教されるほど、馬鹿じゃない。
はっきり口にしなければ解らないなら言うけど……ウザイんだよね、あんた」
吐き捨てるように言って、大地はおもむろに立ち上がった。
心の底から軽蔑しているといった表情で、私を見下ろす。
「あんたは飯だけ用意してくれてれば、いいんだよ。必要以上に、おれに構わないでくれるかな?
オ・バ・サン」