【続】ハーフ☆ブラザー 突然出てきた弟に溺愛されてます!
もうっ、側にデカデカと『18歳未満お断りいたします』の文字があるってのに!
呼びに行く、こっちが恥ずかしいわッ。
「ちょっと、大地っ……」
「……あ。丁度良かった。これ買ってよ」
無表情に差し出された本のタイトルは、『母の夜のつとめ』『密着母子』『姉さんの制服』。
……思いっきりエロ漫画なんですけどっ!
「読んでみたいけど、おれじゃ買えないし」
「って、あんたねぇ……!」
頬を引きつらせながら大地に詰め寄った瞬間、後ろから声がかかった。
「───進藤?」
振り返ると、店のロゴが入ったエプロンを身につけた、大地と同じくらいの年頃の男がいた。
「……確かお前、進学してたはずだよな。サボりか?
ったく、こっちは真面目な勤労青年やってるっつーのに。イイご身分だな。
しかも、女連れってか? ……つか、お前マジ年上好きな? ま、今度はちっと若いみたいだけど。
あっ……と、小遣い稼ぎなんだっけ?」
ニヤニヤしながら近寄って来た男に、大地が眉をひそめた。
彼が大地に対して良い感情を抱いていないのは、肌で感じられた。
「お姉さん、こいつにいくらくらい貢いでんの? 未成年とイケナイ関係って、職場とかにバレると、まずいんじゃない?」
「貢ぐって……」
呼びに行く、こっちが恥ずかしいわッ。
「ちょっと、大地っ……」
「……あ。丁度良かった。これ買ってよ」
無表情に差し出された本のタイトルは、『母の夜のつとめ』『密着母子』『姉さんの制服』。
……思いっきりエロ漫画なんですけどっ!
「読んでみたいけど、おれじゃ買えないし」
「って、あんたねぇ……!」
頬を引きつらせながら大地に詰め寄った瞬間、後ろから声がかかった。
「───進藤?」
振り返ると、店のロゴが入ったエプロンを身につけた、大地と同じくらいの年頃の男がいた。
「……確かお前、進学してたはずだよな。サボりか?
ったく、こっちは真面目な勤労青年やってるっつーのに。イイご身分だな。
しかも、女連れってか? ……つか、お前マジ年上好きな? ま、今度はちっと若いみたいだけど。
あっ……と、小遣い稼ぎなんだっけ?」
ニヤニヤしながら近寄って来た男に、大地が眉をひそめた。
彼が大地に対して良い感情を抱いていないのは、肌で感じられた。
「お姉さん、こいつにいくらくらい貢いでんの? 未成年とイケナイ関係って、職場とかにバレると、まずいんじゃない?」
「貢ぐって……」