推しとの恋は、ケーキのように甘い。
「…俺なんだ…何それ…」
何それって言われちゃったよ、そうだよね、自分を推している人がいるケーキ屋なんてきたくないよね…、
「わ、私!もう休憩入るね!お母さん!あとはよろしく…」
…推しに嫌われるのが嫌で、私はこの場から逃げることを選択した…。
接客中にいなくなるなんて、最低だと思うけど、あの場にいたら、多分その場で泣いてたと思うから、これで良かったと思う…
私は自分の部屋に行き、瑛翔くんのグッズに囲まれながら、嫌われた事実に泣いた…。