無気力系幼馴染の溺愛ライフ
生徒会
初めてのお仕事
入学式を終えて、1週間がたった。
朝からりのんはバタバタとしている。
なぜかというと…。
「もう!奏の事あんなに起こしたのにくっついて離れないから、学校に遅刻しちゃうよぉ…。」
「だって、りのんが可愛いんだもん。」
「可愛い事してないもん、起こしに行っただけだもん。」
「そうだね。」
機嫌を損ねた子供をなだめるようになでなでと頭をなでてくる。
むすっとした顔をしているが徐々に心地よくなってきたのか表情が優しくなっていく。
心地いい…。
「はっ…!準備しないと!」
奏の手の平から離れて、すぐに自室に駆け込んでいってしまった。
「まだ撫でたかったのに…。俺も準備しますかね。」
奏がのんびりと準備をしている間にりのんは自分の準備をほとんど終え、お弁当を急ピッチで作っていた。
時間がないため、ほぼ昨日の夕食の残り物と冷凍食品だ。
「え、もうこんな時間なの?あと10分で出ないと!」
奏がリビングに戻ってこないので、部屋まで声をかけに行く。
「奏ー、あと10分で家から出ないと遅刻しちゃうよ~。はやくー。」
「もう、終わってるから待って。」
そう言い少しすると部屋のドアが開いた。
「何してたの?」
朝からりのんはバタバタとしている。
なぜかというと…。
「もう!奏の事あんなに起こしたのにくっついて離れないから、学校に遅刻しちゃうよぉ…。」
「だって、りのんが可愛いんだもん。」
「可愛い事してないもん、起こしに行っただけだもん。」
「そうだね。」
機嫌を損ねた子供をなだめるようになでなでと頭をなでてくる。
むすっとした顔をしているが徐々に心地よくなってきたのか表情が優しくなっていく。
心地いい…。
「はっ…!準備しないと!」
奏の手の平から離れて、すぐに自室に駆け込んでいってしまった。
「まだ撫でたかったのに…。俺も準備しますかね。」
奏がのんびりと準備をしている間にりのんは自分の準備をほとんど終え、お弁当を急ピッチで作っていた。
時間がないため、ほぼ昨日の夕食の残り物と冷凍食品だ。
「え、もうこんな時間なの?あと10分で出ないと!」
奏がリビングに戻ってこないので、部屋まで声をかけに行く。
「奏ー、あと10分で家から出ないと遅刻しちゃうよ~。はやくー。」
「もう、終わってるから待って。」
そう言い少しすると部屋のドアが開いた。
「何してたの?」