無気力系幼馴染の溺愛ライフ
「んん?」

「んーん、気にしないで。早く食べな。」

そのまま夕飯を食べ数十分後

「もう、お腹いっぱぁい…。」

「りのん、いっぱい食べてたもんな。」

「奏の作ったご飯おいしかったんだもん。」

「あ、片付けは私やるから、奏はゆっくりしてて!」

「え?俺も手伝うよ?」

「いいの!私だって家事出来るもん。」

「でも、皿とか場所わかんねぇだろ?」

そう言われて、そうだった…、となるりのん。

「じゃあ、2人でやろうか。」

協力しながら後片付けをした後、りのんはスマホを取りにいったん自室に戻ってからソファーに座ってる奏の隣に座ったら…。

「りのんいい匂い~。」

もたれかかってきて抱き着いてくる。

距離感が幼馴染以上ではあるが、小さいころから奏はりのんにべったりだったので、今ではあまりびっくりはしないが相手は超イケメンだ。

「そ、奏、離してよ~。」

「んー、やだね、りのんに久々に会えたんだからこれくらいいいでしょ?」

子犬のように目をうるうるさせながらいうのはずるい…。

「…わ、わかったよぉ…。」

奏はそれを聞いて、満足そうな顔をしていた。

奏、いつもこんな感じだけど、学校生活ほんとに大丈夫かなぁ…?

でも、先輩として奏が身近にいてくれるし、きっと大丈夫だよね…?
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