無気力系幼馴染の溺愛ライフ
ドタバタな初登校
初登校日
4月になり、とうとう鳴星学園の入学式当日の朝。
「奏、起きて!あと離して!動けないよぉぉ…。」
昨日の夜、りのんが寝ている間に奏がりのんのベットに潜り込んできたらしい。
「んー…、あともう少し…。」
「それ、さっきも聞いたよぉ…。もう6時半だよ?私たちあと一時間後には家から出なきゃだよ??」
ゆさゆさと奏の体を揺らすも効果なし。
「じゃぁ、りのんがほっぺにキスしてくれたら起きる、してくれないと起きない。」
「そんなこと言わないで起きてよぉ…。」
ねーねー、いいながら体をゆさゆさ揺らしてると、いきなり奏がりのんのほうに寝返ってくる。
「今日はこれで我慢するかぁ…。」
そう言いつつ、りのんのほっぺに唇を落とす。
「ふぇっ…⁉」
急なことでびっくりしたのと、異性にキスされたのが初めてのりのんは顔を赤くし、布団をかぶって顔を隠してしまった。
「ほら、りのん起きるよ。」
布団を強引に引きはがし、りのんを抱き上げようとする奏。
「布団はがさないでまってよぉ…。」
「待たないよ、だって時間ギリギリになるし。りのん動かないならこのまま抱き上げるけど?」
「う、動きます…!」
付き合ってないし、しかも幼馴染だよ?これって普通?なのかな?
そんなことを考えながら、奏を置いてぱたぱたと階段を下りる。
「奏、起きて!あと離して!動けないよぉぉ…。」
昨日の夜、りのんが寝ている間に奏がりのんのベットに潜り込んできたらしい。
「んー…、あともう少し…。」
「それ、さっきも聞いたよぉ…。もう6時半だよ?私たちあと一時間後には家から出なきゃだよ??」
ゆさゆさと奏の体を揺らすも効果なし。
「じゃぁ、りのんがほっぺにキスしてくれたら起きる、してくれないと起きない。」
「そんなこと言わないで起きてよぉ…。」
ねーねー、いいながら体をゆさゆさ揺らしてると、いきなり奏がりのんのほうに寝返ってくる。
「今日はこれで我慢するかぁ…。」
そう言いつつ、りのんのほっぺに唇を落とす。
「ふぇっ…⁉」
急なことでびっくりしたのと、異性にキスされたのが初めてのりのんは顔を赤くし、布団をかぶって顔を隠してしまった。
「ほら、りのん起きるよ。」
布団を強引に引きはがし、りのんを抱き上げようとする奏。
「布団はがさないでまってよぉ…。」
「待たないよ、だって時間ギリギリになるし。りのん動かないならこのまま抱き上げるけど?」
「う、動きます…!」
付き合ってないし、しかも幼馴染だよ?これって普通?なのかな?
そんなことを考えながら、奏を置いてぱたぱたと階段を下りる。