【完結】不死鳥の巫女はあやかし総長飛鳥に溺愛される!~出逢い・行方不明事件解決篇~
氷の美少年・飛竜蒼玉
全ての妖魔を斬り伏せて駆けつけた三人も、桃花の力の驚く
そして桃花自身が1番驚いて、何をしたのか信じられない。
「桃花! お前の身体は大丈夫か?」
紅緒が慌てた顔で、桃花に尋ねた。
「えっ?」
「普通は治癒術は、自分の体力や命を消耗する……大丈夫か?」
「う、うん……大丈夫。私は何も……」
「それなら良かったが……無茶しすぎだぞ。どうなるか焦った」
「ご、ごめんなさい」
「いや、無事ならいいんだ」
紅緒が本当に心配した顔をするので、桃花は一瞬驚いた。
「あ! あなた、もう痛くない?」
「うん! 僕はもう平気。ありがとうお姉ちゃん……」
苺の笑顔にホッとする。
「何者だよ、この地味子」
「えっと桃花ちゃんだっけ? 苺の傷を治してくれてサンキュ。すごいね、君」
「一体、今のはなんの術式だ? この女性は一体?」
「お姉ちゃんすっごいねー!」
苺が立ち上がって、桃花もまた紅緒に手を差し出されて立ち上がった。
とりあえず妖魔はもういない。
「俺からも感謝する。ありがとう」
「そんな……」
とっさの行動なのに、みんなに感謝され桃花が笑うと紅緒も四人も微笑んだ。
しかしゾワッと身体に悪寒が走る。
そして桃花自身が1番驚いて、何をしたのか信じられない。
「桃花! お前の身体は大丈夫か?」
紅緒が慌てた顔で、桃花に尋ねた。
「えっ?」
「普通は治癒術は、自分の体力や命を消耗する……大丈夫か?」
「う、うん……大丈夫。私は何も……」
「それなら良かったが……無茶しすぎだぞ。どうなるか焦った」
「ご、ごめんなさい」
「いや、無事ならいいんだ」
紅緒が本当に心配した顔をするので、桃花は一瞬驚いた。
「あ! あなた、もう痛くない?」
「うん! 僕はもう平気。ありがとうお姉ちゃん……」
苺の笑顔にホッとする。
「何者だよ、この地味子」
「えっと桃花ちゃんだっけ? 苺の傷を治してくれてサンキュ。すごいね、君」
「一体、今のはなんの術式だ? この女性は一体?」
「お姉ちゃんすっごいねー!」
苺が立ち上がって、桃花もまた紅緒に手を差し出されて立ち上がった。
とりあえず妖魔はもういない。
「俺からも感謝する。ありがとう」
「そんな……」
とっさの行動なのに、みんなに感謝され桃花が笑うと紅緒も四人も微笑んだ。
しかしゾワッと身体に悪寒が走る。