【完結】不死鳥の巫女はあやかし総長飛鳥に溺愛される!~出逢い・行方不明事件解決篇~
ふたりきりで……
桃花と茜の歓迎会。
たくさん食べて、よく喋るみんなの話を聞いて、こんなに賑やかなパーティーは桃花にとって初めてだった。
「食いすぎたから、ちょい散歩」
「……じゃあ、私も」
紅緒が夜風に当たるというので桃花も一緒に屋上へやってきた。
聖域にだけ許されている、屋上の贅沢な空間。
相当な広さだ。まだ春なのでプールは空っぽだがジャグジーはぶくぶくと泡立っている。
珊瑚が好きでよく入るらしい。
街の夜景が綺麗だ。
反対側にはヘリポートがあるらしい。
もう驚かないと思っていても驚いてしまう。
「あー食った食った」
「紅緒くんって、すごくよく食べるんだね」
「あぁ、体力使うんだよ。ここら一帯に結界を張ったり、使い魔飛ばして見回りしたり、普通にしてるように見えても色々やってんだ……とりあえず今のところは平和だな」
紅緒の瞳が金色に輝き、どこか見ているような雰囲気。
使い魔を操作しているのだろうか?
たくさん食べて、よく喋るみんなの話を聞いて、こんなに賑やかなパーティーは桃花にとって初めてだった。
「食いすぎたから、ちょい散歩」
「……じゃあ、私も」
紅緒が夜風に当たるというので桃花も一緒に屋上へやってきた。
聖域にだけ許されている、屋上の贅沢な空間。
相当な広さだ。まだ春なのでプールは空っぽだがジャグジーはぶくぶくと泡立っている。
珊瑚が好きでよく入るらしい。
街の夜景が綺麗だ。
反対側にはヘリポートがあるらしい。
もう驚かないと思っていても驚いてしまう。
「あー食った食った」
「紅緒くんって、すごくよく食べるんだね」
「あぁ、体力使うんだよ。ここら一帯に結界を張ったり、使い魔飛ばして見回りしたり、普通にしてるように見えても色々やってんだ……とりあえず今のところは平和だな」
紅緒の瞳が金色に輝き、どこか見ているような雰囲気。
使い魔を操作しているのだろうか?