ヤキモチ妬きな彼からの狂おしい程の愛情【完】
意地悪な彼からの不器用な愛情
深夜、一日のスケジュールをこなし、仕事のパートナーである彼を送り届けた私は半ば無理矢理部屋へと連れ込まれ、ベッドに押し倒されてしまう。
「ッあ、やぁっ……!」
彼はすぐに私の上に跨ると、両腕を力強く押さえつけて唇を塞いだと思ったら今度は耳たぶや首筋に舌を這わせてきた。
「……ん、ふ……ぁ、……ッ」
擽ったさと恥ずかしさで声を上げるも、その声は余計彼を煽るだけ。
「今日はお前のせいで危うく現場に遅刻するとこだったんだぞ? これはその罰だ。アンタの言い分なんて聞きたくねぇな」
力を緩めるどころか、耳元でそう囁くように言うと、今度は耳たぶを甘噛みされる。
「ひゃぁっ!?」
痛みよりも驚きで声を上げ、何が何だか分からない状態で戸惑う私をよそに、彼は私の身体から力が抜けているのを良いことに、素早く私のシャツのボタンを外していき、淡いピンクのブラジャーが露になっていた。
「ったく、いい歳した女が相変わらず幼稚な下着付けやがって。もっとこうそそるような、色っぽいの付けろよな」
なんて文句を言いつつもも、彼は下着の上から指で胸をなぞり、
「ゃ、やめ……て、……」
身を捩りながら抵抗する私の反応を楽しんでいるようだった。
私と彼は恋人――ではなく、あくまでと仕事でのパートナー。
私、南田 莉世は超売れっ子芸能人である彼――渋谷 雪蛍の専属マネージャーだ。
「ッあ、やぁっ……!」
彼はすぐに私の上に跨ると、両腕を力強く押さえつけて唇を塞いだと思ったら今度は耳たぶや首筋に舌を這わせてきた。
「……ん、ふ……ぁ、……ッ」
擽ったさと恥ずかしさで声を上げるも、その声は余計彼を煽るだけ。
「今日はお前のせいで危うく現場に遅刻するとこだったんだぞ? これはその罰だ。アンタの言い分なんて聞きたくねぇな」
力を緩めるどころか、耳元でそう囁くように言うと、今度は耳たぶを甘噛みされる。
「ひゃぁっ!?」
痛みよりも驚きで声を上げ、何が何だか分からない状態で戸惑う私をよそに、彼は私の身体から力が抜けているのを良いことに、素早く私のシャツのボタンを外していき、淡いピンクのブラジャーが露になっていた。
「ったく、いい歳した女が相変わらず幼稚な下着付けやがって。もっとこうそそるような、色っぽいの付けろよな」
なんて文句を言いつつもも、彼は下着の上から指で胸をなぞり、
「ゃ、やめ……て、……」
身を捩りながら抵抗する私の反応を楽しんでいるようだった。
私と彼は恋人――ではなく、あくまでと仕事でのパートナー。
私、南田 莉世は超売れっ子芸能人である彼――渋谷 雪蛍の専属マネージャーだ。
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