ヤキモチ妬きな彼からの狂おしい程の愛情【完】
小柴くんに雪蛍くんのマンションまで送ってもらい、部屋に入った私たち。
車内では我慢していたものの二人きりになった今、もう我慢は出来なかった。
それは二人共に同じ気持ちだったようで、私が彼の胸の中へ飛び込むように抱き着くと、雪蛍くんはそんな私の身体をギュッと抱き締めてくれた。
「雪蛍くん、良かったね、お仕事続けられる事になって」
「ああ、良かった。けど、ごめんな、莉世、マネージャー業にやり甲斐感じてたのに、俺のせいで辞めさせる事になっちまって」
「それは雪蛍くんのせいじゃないよ。いずれは辞める事になってた。だって私は雪蛍くんと一緒に居たいから。だから、気にしないで?」
「けどさ……」
「それにね、これからは雪蛍くんの事だけを全力でサポートするよ。これはきっと私にしか出来ない事だから」
「莉世……好きだ、大好きだ」
「私も、大好きだよ」
互いの温もりを感じながら、言葉を伝え合い、そのまま唇を重ねてキスをする。
「――ッん、……ふ、ぁ……んっ」
啄むような軽いキスから徐々に激しさを増していく口づけに、それだけでは我慢出来なくなっていく。
「――莉世、今すぐ抱きたい」
「……ッ、私も、雪蛍くんが……欲しい……」
恥ずかしさを感じつつも素直な思いを口にした私を前に雪蛍くんの口角は上がり、
「今日は優しく出来ないかもしれないけど、全部、受け止めてくれる?」
なんて、意味深な言葉を投げ掛けてくる。
それが何を意味するのかが何となく理解出来た私の頬は、きっと真っ赤に染まっていると思う。
体温が上昇していく中で私が静かに頷くと、フワッと身体が宙を舞ったと思ったら、いつの間にか雪蛍くんに抱きかかえられていて、そのまま寝室へと運ばれ優しくベッドの上に降ろされた。
車内では我慢していたものの二人きりになった今、もう我慢は出来なかった。
それは二人共に同じ気持ちだったようで、私が彼の胸の中へ飛び込むように抱き着くと、雪蛍くんはそんな私の身体をギュッと抱き締めてくれた。
「雪蛍くん、良かったね、お仕事続けられる事になって」
「ああ、良かった。けど、ごめんな、莉世、マネージャー業にやり甲斐感じてたのに、俺のせいで辞めさせる事になっちまって」
「それは雪蛍くんのせいじゃないよ。いずれは辞める事になってた。だって私は雪蛍くんと一緒に居たいから。だから、気にしないで?」
「けどさ……」
「それにね、これからは雪蛍くんの事だけを全力でサポートするよ。これはきっと私にしか出来ない事だから」
「莉世……好きだ、大好きだ」
「私も、大好きだよ」
互いの温もりを感じながら、言葉を伝え合い、そのまま唇を重ねてキスをする。
「――ッん、……ふ、ぁ……んっ」
啄むような軽いキスから徐々に激しさを増していく口づけに、それだけでは我慢出来なくなっていく。
「――莉世、今すぐ抱きたい」
「……ッ、私も、雪蛍くんが……欲しい……」
恥ずかしさを感じつつも素直な思いを口にした私を前に雪蛍くんの口角は上がり、
「今日は優しく出来ないかもしれないけど、全部、受け止めてくれる?」
なんて、意味深な言葉を投げ掛けてくる。
それが何を意味するのかが何となく理解出来た私の頬は、きっと真っ赤に染まっていると思う。
体温が上昇していく中で私が静かに頷くと、フワッと身体が宙を舞ったと思ったら、いつの間にか雪蛍くんに抱きかかえられていて、そのまま寝室へと運ばれ優しくベッドの上に降ろされた。