ん。もっかい
こうして、毎週、
乙音が飲みに誘ってくれるのは。
私の、
──────心の拠り所だったりする。
だって...........................
「まおりの片想いの相手を、知ってるの、
私だけだし、話し聞いてあげたいって思うよ」
「.........乙音がいなかったら、やばいと思う、」
私の片想いの相手は、副社長の礼侍で。
それは、社員や、
婚約者の人はバレちゃいけない。
だから、どうしても、
婚約者の人が来る日は、ブルーな気持ちになってしまう。
隠さなきゃいけないとか、
そういう気持ちも含めて必死だから.........
「いつもありがとう、乙音」
乙音という親友の存在に感謝だ。