たとえこれが、何かの罠だったとしても。
「いつもではないですけど、よく出かけますよ!」

「部活で忙しいから、今日はチャンスだよな」

伊吹さんが驚いている。

「お嬢様も寄り道するんだな」

「そりゃあしますよ。私だって華の女子高生ですから!


まあ、私に華はないけど……。

「じゃあ、また迎えに来るから」

「はい!ありがとうございます!」

今日の放課後も楽しみだな〜。
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