たとえこれが、何かの罠だったとしても。
鋼の口元にスプーンを近づけた瞬間、横から伊吹さんが食べてしまった。
「あっま!」
グラスを手に取り、急いでアイスコーヒーを口に含んでいる。
どうして食べたんだろう?
「伊吹さん、それは良くないだろ」
「俺のを横取りしやがって…」
鋼を不憫そうに見る櫂と、怒った顔で伊吹さんを睨みつける鋼。
そんなにこのケーキが食べたかったんだね、2人とも!
「鋼、はい、あーん」
「ん」
「あっま!」
グラスを手に取り、急いでアイスコーヒーを口に含んでいる。
どうして食べたんだろう?
「伊吹さん、それは良くないだろ」
「俺のを横取りしやがって…」
鋼を不憫そうに見る櫂と、怒った顔で伊吹さんを睨みつける鋼。
そんなにこのケーキが食べたかったんだね、2人とも!
「鋼、はい、あーん」
「ん」