たとえこれが、何かの罠だったとしても。
「私なんて、そんな大したことないですよ」
そう言って、ニコッと微笑んだ伊吹さん。
もう、その顔を見るだけで心臓が止まりそうだ……。
「そうだ!今日から放課後、私の家で勉強しない?」
赤くなった顔を誤魔化すように話を逸らす。
「勉強?」
私の提案に、櫂は嫌そうに顔を歪める。
そのあまりの嫌がりように、思わず苦笑する。
「嫌ならいいけど、私で良ければ勉強教えるよ?」
「櫂は教えて貰わないとヤバいでしょ」
「休憩時間には、ショートケーキもご馳走するよ!」
櫂のやる気を高めるために、ケーキをチラつかせる。
「よし、乗った!!」
良かった。ケーキで我慢してくれるみたい。
そう言って、ニコッと微笑んだ伊吹さん。
もう、その顔を見るだけで心臓が止まりそうだ……。
「そうだ!今日から放課後、私の家で勉強しない?」
赤くなった顔を誤魔化すように話を逸らす。
「勉強?」
私の提案に、櫂は嫌そうに顔を歪める。
そのあまりの嫌がりように、思わず苦笑する。
「嫌ならいいけど、私で良ければ勉強教えるよ?」
「櫂は教えて貰わないとヤバいでしょ」
「休憩時間には、ショートケーキもご馳走するよ!」
櫂のやる気を高めるために、ケーキをチラつかせる。
「よし、乗った!!」
良かった。ケーキで我慢してくれるみたい。