総長様は可愛い義妹に永遠の愛を捧ぐ
【まほside】
ぐぅ〜〜〜〜…
「お腹すいた…」
時計を見るといつの間にかお昼を回っていた。
「お兄ちゃーん」
「…」
「お兄ちゃーん…」
「…」
あ、そうだ。学校行っちゃったんだった。
何も返事が返ってこないシーンとした部屋を見渡してなんだか寂しくなった。
確か、冷蔵庫に昨日の夕飯のおかず入ってるから温めて食べてねって孝宏さん言ってた…。
おもむろに立ち上がって冷蔵庫に向かう。
冷蔵庫に手を伸ばしかけた時。
不意に昨日きあらちゃんに言われた言葉が頭をよぎった。
「あ、ねぇねぇ、じゃあプチキュアごっこする!?」
「いーじゃんー!やろやろー!じゃあうちピンクー!」
「あっ、あのっ……、私も一緒にやりたい!」
勇気を出して、話しかけれて、ホッとしたのも束の間。
「え〜、ど〜しよ〜」
きあらちゃんがそう言って、困った顔をした。
「なんかぁ〜、まほちゃんと小学校一緒だったって子から聞いたんだけどぉ〜、まほちゃんって最近まで苗字、星川じゃなかったんでしょ〜?」
「えっ…」
確かにこの中学にも私と同じ小学校出身の子はチラホラいる。
その子たちは当然私の苗字が最近まで月下だったって知ってるはず。
でもなんで今そんなこと言うんだろう。
ぐぅ〜〜〜〜…
「お腹すいた…」
時計を見るといつの間にかお昼を回っていた。
「お兄ちゃーん」
「…」
「お兄ちゃーん…」
「…」
あ、そうだ。学校行っちゃったんだった。
何も返事が返ってこないシーンとした部屋を見渡してなんだか寂しくなった。
確か、冷蔵庫に昨日の夕飯のおかず入ってるから温めて食べてねって孝宏さん言ってた…。
おもむろに立ち上がって冷蔵庫に向かう。
冷蔵庫に手を伸ばしかけた時。
不意に昨日きあらちゃんに言われた言葉が頭をよぎった。
「あ、ねぇねぇ、じゃあプチキュアごっこする!?」
「いーじゃんー!やろやろー!じゃあうちピンクー!」
「あっ、あのっ……、私も一緒にやりたい!」
勇気を出して、話しかけれて、ホッとしたのも束の間。
「え〜、ど〜しよ〜」
きあらちゃんがそう言って、困った顔をした。
「なんかぁ〜、まほちゃんと小学校一緒だったって子から聞いたんだけどぉ〜、まほちゃんって最近まで苗字、星川じゃなかったんでしょ〜?」
「えっ…」
確かにこの中学にも私と同じ小学校出身の子はチラホラいる。
その子たちは当然私の苗字が最近まで月下だったって知ってるはず。
でもなんで今そんなこと言うんだろう。