総長様は可愛い義妹に永遠の愛を捧ぐ
「あんまり…、読んだこと……ない、かも…。っていうか、私そういえば、お兄ちゃんとキスすらしたことない…」
「えっ!? キスすら!?」
なんだか急に得体の知れないモヤモヤが押し寄せてきた。
これって遅れてる…?
「てかお兄ちゃんって、もしかして今までも1人や2人、そういう関係になったこと、あるんじゃ…?」
高校生、ってなんだか破天荒な人いっぱいいそうだし…
なんて勝手に偏見を持っているときあらちゃんは当然かのように言った。
「そりゃあるでしょ〜、あれだけかっこよければ、高校でさぞかしモテモテなんじゃないの? 1人や2人どころか、あたしの予想は2桁はゆうに超えてると思う!」
「…っ!!」
2桁…っ!!!!!!!
衝撃が走る。
激震が走る。
「やだっ!!!そんなの絶対やだっ!!」
「やだも何も、それはモテる男の宿命じゃん?」
宿命……っ
やだ、お兄ちゃん、そんな宿命背負って日々生きてるの!?
***
「ねぇ、これとかどう!?」
放課後。
きあらちゃんと私の家に向かう途中にある、ランジェリーショップに訪れていた。
私は、可愛い!と思って手にした水色のブラジャーをきあら大先生に見せる。
「えっ!? キスすら!?」
なんだか急に得体の知れないモヤモヤが押し寄せてきた。
これって遅れてる…?
「てかお兄ちゃんって、もしかして今までも1人や2人、そういう関係になったこと、あるんじゃ…?」
高校生、ってなんだか破天荒な人いっぱいいそうだし…
なんて勝手に偏見を持っているときあらちゃんは当然かのように言った。
「そりゃあるでしょ〜、あれだけかっこよければ、高校でさぞかしモテモテなんじゃないの? 1人や2人どころか、あたしの予想は2桁はゆうに超えてると思う!」
「…っ!!」
2桁…っ!!!!!!!
衝撃が走る。
激震が走る。
「やだっ!!!そんなの絶対やだっ!!」
「やだも何も、それはモテる男の宿命じゃん?」
宿命……っ
やだ、お兄ちゃん、そんな宿命背負って日々生きてるの!?
***
「ねぇ、これとかどう!?」
放課後。
きあらちゃんと私の家に向かう途中にある、ランジェリーショップに訪れていた。
私は、可愛い!と思って手にした水色のブラジャーをきあら大先生に見せる。